アカショウマ

ダイエット素材のアカショウマ

機能:脂肪分解促進・燃焼効果

アカショウマの機能

1.脂肪分解促進

脂肪細胞は、体内の過剰なエネルギーを脂肪という形で細胞内にため込み肥⼤化する。
これが肥満である。
脂肪細胞に蓄えられた脂肪は、ノルアドレナリンがアドレナリン受容体へ結合することによってcAMPが増加し、 脂肪酸とグリセロールに分解されて、産⽣した脂肪酸が⾎中へ放出される。それらがエネルギー源として利⽤される。

図1:アカショウマの脂肪分解促進メカニズム

 

In vitroでの培養細胞試験では脂肪細胞へアカショウマに含まれるベルゲニンやアスチルビンによって、 アドレナリンと受
容体の結合を強化し、脂肪分解を促進することが報告されている。
アカショウマエキスにも多くのベルゲニンが含まれており、ノルアドレナリン誘導性の脂肪分解促進効果が期待される。

図2:ベルゲニンおよびアスチルビンによる脂肪分 解率 2.

 

2.エネルギー燃焼促進効果

アカショウマの燃焼効果を確認するために、アカショウマ摂取によって被験者(健全な⼥⼦⼤⽣:11名)の安静時および運動時のエネルギー代謝への影響を呼気ガス分析(呼吸商)によって調べた。
試験では、30分間安静にした後、アカショウマ200mgもしくはプラセボを摂 取して、さらに30分間安静にし、その後⾃転⾞運動を20分間⾏った。

安静時の様子

 

⾃転⾞運動の様⼦

 

アカショウマエキス摂取時とプラセボ摂取時で、安静時および運動時の負荷状態が均⼀であることが⼼拍数から確認できる。
⼀⽅ 、酸素摂取量は運動時にアカショウマエキス摂取時の⽅が⼤きくなる傾向が認められ、多くのエネルギーを消費していることが⽰唆され、アカショウマに燃焼促進効果があることが期待できる。

図3:安静時及び運動時の⼼拍数

図4:安静時及び運動時の酸素消費 量

 

[参考⽂献]
(1)⼭本茂 、森⼝覚:栄養科学シリーズNEXT公衆栄養学,(株)講談社,29-31(2001)